パニック障害を乗り越えて。その③精神科編
こんにちは〜ricoです!
前回の続きです。
ついに精神科の初診の日になりました。
精神科という場所に人生で一度もいったことがなかったから
それだけで緊張です。
でもこのままの自分ではいけないと思うし、何か変わればいいと思うから行きました。
病院に入ると自分の想像してた感じとは違って案外平気でした!
なんかもっと映画とかテレビとかの精神科を想像してしまってたからか、
本当に普通の病院となんの違いもなくて安心というかとりあえず緊張は取れました。
受付を終えて、初診なので簡単なカルテみたいなのに質問があるので
答えたりして今の状況を書きました。
内容的には、名前とかの基本情報、身長体重、飲んでいる薬など普通の病院と変わらない問診票を書きました。
そしてそれに付け加えて、何があったのか、今の状況、家族構成、など
診察に必要となる質問に答えていく感じでした!(心理テストみたいな感じ)
提出して少しすると名前を呼ばれて診察室に。
ついにとまたドキドキしてきました。
呼ばれて部屋に入ると椅子があって、テーブルの先に先生がいました。
どうぞ座ってくださいと言われ座りました。
そして、先生が今日はどうしましたか?と言った瞬間に、
涙が溢れて止まらず、喋れなくなってしまいました。
自分でも本当にびっくりだけど、なんかスッって力が抜けて涙が止まらなかったです。
んーなんでだろう、先生の声が優しかったからなのか、
ずっと辛くてやっと専門の先生に話を聞いてもらえるから安心したのか、
本当に助けて欲しかったからなのか、5分くらい初対面の先生の前で号泣したのを覚えています。
そんな私を見て先生は、「いいよ、いいよ、泣きなさい。つらかったんだね。」と一言いって
私のタイミングを待ってくれました。
しばらくして少し落ち着いてきて話せるようになり、今回の出来事を話しました。
この時にはもう1ヶ月前のことだったから、書いてた日記を見ながら説明しました。
精神科の先生は本当に優しくて、この状況を恥ずかしくて周りにしっかりは話せてなかったけど先生には話せました。
この意味わからない現状を理解してくれる唯一の人だと思いました。
そして先生からは、「これはパニック障害、不安障害ともいうかな」って言われました。
やっぱり当たってました。
でも私はいいました。理由がわからないから治しようもないし改善する事もないって。
なんで私がパニック障害になったのかって。
先生は教えてくれました。
誰でもなるよって。
元気で健康な人でもなるよって。
ただ何かのきっかけがある人もいるけどねって。
自分では気づかないところでストレスを溜めている人もいるんだって。
私はそうだったのかな。ストレスを感じるほどのことなかった気がしてたし
ちょっとイラッとくることもまあまあ平気かって考えてたけど
実はストレスが溜まっていたのかな。
先生と話しているうちになるほどなーって思って前よりかはホッとした。
先生にこれは治りますか?って聞いたら絶対治ると言われてどれだけ救われたか。。
病院行ってよかったって思いました。
今飲んでいる薬はかなり抗不安薬の中でも弱い薬だけど、
一応は効果出ている感じがしてたから、そのままこの薬で様子を見ることになりました。
精神科に行ったら強い薬を出されて薬漬けにされちゃうのかとも思っていたから
違ってよかった。
私の行った精神科は、もちろん最初は薬で不安を抑えるしかできないけど
だんだんに減らしていこうっていう感じでした。
あとは森田療法のブログを紹介されました。
強制ではないけど、薬に頼らず気持ちで変えていけるように暇な時読んでみなと言われました。
帰ってから森田療法を少し読んでみました。
んーなるほどって思うこともありました!!
不安=気のせい みたいな感じで確かにって思ったこともあったけど
そんな簡単に話が済んだらいいよなー。笑
でもこのシンプルな考えも時には楽になれる気がしたから、
不安になるたびに はい、気のせい気のせいって思うようにはしてみました。
意外と効果あるかもしれませんね!
そんな感じで無事始めての精神科が終わりました。
薬で様子見てだんだん薬減らして森田療法のブログで意識的なものを変えるって感じで
治していこうみたいな。
簡単な道のりではないけど、病院に行ったことで自分の病気もわかったし、
意味わからん現象もこれで理解はできるようになったし
あとは前向きに治して行くだけって切り替えられました。
まだまだ泣いたり怒ったり、不安なせいで情緒不安定になることも続いたけど
だんだんよくなって行きました。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次の記事ではパニック障害を乗り越えるために自分がしたことを書いてみますので
よかったら読んでください!